どなたもお亡くなりになっておらず、家にお墓がいない。いわゆる「分家」の主であるTさまが、生前にお墓を建てることを決めた理由のひとつが、ご自身の年齢でした。
同窓会などでも「お墓」についての話題が出るようになり、元気なうちに建てておきたいとご依頼いただきました。
Tさまはすでに射水市の大島霊園の区画をお持ちだったので、そちらに和形墓石を建てたいとのこと。
そこの墓地は半分が市営霊園で、もう半分は共同墓地となっています。
スナダ石材の前の展示場があった地区でもあり、「スナダの墓」が多く建っています。
うちがこれまで建てたお墓をみて、それと同じものを建ててほしいというご要望でした。
土台石部分を据え付けます。
納骨堂部分の据え付けです。
石と石のつなぎ目には、このようにステンレス製の金具を使用し、しっかりと接着して石のズレを防ぎます。
免震用のステンレス製心棒を、一番上の竿石と二段目の上台でつなぎ、地震対策をしています。
完成です!!
生前のお墓ということで、Tさまと息子さまのお名前は赤字となっています。
お孫さんもたくさんおられる賑やかなご家族。本家は千年くらい続いているというT家の大切なお墓が完成しました!