お墓参りの風景 ~射水市太閤山霊園墓地~

雨の多い富山の晴れ間は貴重!ということで、先日少しの晴れ間に『射水市営太閤山霊園墓地』に、春に建立予定の施主さまの墓地を確認しに行ってまいりました。

射水市営太閤山霊園墓地のお墓参りのあと

以前スナダ石材が建立したお墓が近くにありましたが、気温が低い冬のせいか、お墓参りのときのお花がまだキレイにお供えしてありました。
そして私も一緒にお墓参り。

こうしてたくさんの花が供えてあると、胸に込み上げてくるものがあります…。

↓こちらのお墓には、ビールも供えてありました。これは、昨日私が飲んだのと同じメーカーのもの!(笑)
ふと目をやると、ビールのプルタブが開いています。
もしかしてここで、お墓に眠る息子様と乾杯したのかもしれませんね…。

特別な想いを表したデザイン墓石

墓地の中でも、ひときわ目をひくデザイン墓石。
お墓のカタチは色々あるのですが、デザイン墓石を建立される施主様というのは、だいたい2通りのパターンがあるかなと思います。

  1. 大切なご家族を早くに亡くされた
  2. 自分たち、家族が入るお墓は好きなカタチやデザインのものにしたい

今回ご紹介したお墓の写真は、②の部分も当然ありますが、①の部分が一番強く反映されていて、そこから「自分たちが一緒に眠るお墓」を考えられました。

どちらも施主さまからみると息子さまを偲ぶお墓となっていて、お亡くなりになったご年齢はそれぞれ違いますが、共通点としてはお二方ともスポーツをされていたことです。

そしてどちらも生前愛用していたグローブやバット、そしてテニスラケットを石でお作りになり、お墓横に据え付けてあります。ラケットのほうは、お母さまから息子さまへの言葉が刻まれています。
こうした故人をしのぶアイテムがあると、よりその想いが垣間みれますね。

施主の祈りと思い入れをカタチにしたデザイン墓石

墓地の場所にも寄りますが、市営霊園は宗教的な色合いも少なく、最近では、制限の中で自由なカタチのお墓を建てる傾向があります。

デザインのお墓を建てたいという施主さまの特色を表すならば、ハッキリとした「祈り」「思い入れ」があり、慣習でお墓を建てるというよりは、「こうしたい」というご要望や自分たちのスタイルをお持ちになっているように思います。

お墓のカタチには色々あり、良い墓も悪い墓もありません。
お墓を建てるまで、そして建てた後のことをイメージするときは、こうした霊園を見て実際のお墓を参考にされるのも良いかと思います。

ちなみに私は、結婚前も結婚後も夫とよく墓地でデートを(半ば強制的に)していました(笑)

 

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