最近、目立つご相談はこれ!「墓じまい」と「両家墓」

最近目立ってきたご相談に「墓じまい」についてと、「両家墓」についてのご相談があります。

「墓じまい」とは?

建っているお墓をしまうこと。
今あるお墓を解体して更地に戻すことになります。

そうすると、そのお墓に納骨してあったお骨はどうなるのかという問題が当然でてきます。
お骨の行き先は、別の土地に立っているお墓の場合もあれば、今から新しい場所でお墓を建てるために古い墓を処分することもありますし、墓石でなく納骨堂へ納める場合もありますが、「墓じまい」というのは必ずお骨の行き先を先に決めてから取りかからなければいけません。

お骨の埋葬場所を移動することを「改葬」といいますが、さいきんでは墓石の解体工事からお骨の引っ越しをふくめて、「墓じまい」と呼ぶけいこうにあります。

よくある「墓じまい」

富山県では、家にお墓が一つあるというのが一般的です。
しかし、お墓の承継者がいなくなったので、親戚のお墓もみていかなければいけない方もいらっしゃり、お墓を2つ、3つ守っているという方もおられます。

よくあるパターンとしては、今後、お墓が複数あるのは大変だから、お墓を一つにまとめたいので、他のお墓をしまうという意味合いの「墓じまい」です。

また最近では、お一人になられたので県外で生活されているお子様の元で同居することになった、また近くに住むことにしたので、地元の墓をしまうという方も少しずつ増えてきています。

少子化の影響もあり、地元に残る家族がいなくなるので、富山の墓をしまうというパターンですね。

両家墓とは?

「墓じまい」にともなって、両家の墓をみることになったというご相談もあり、その時に新たに墓石を建立するにあたって「両家墓」というスタイルを選択される方もいらっしゃいます。

「両家墓」というのは、たとえば奥様のご実家の墓とご主人の家の墓が別々のお墓でなく、一つになっているお墓のことを指します。
お墓にはたいていどこかに「○○家」と名前を彫刻しますが、「両家墓」の場合は両家の名前が彫刻してあります。
富山の一般的な墓石の場合ですと、一番上の棹石は宗派の名号が彫ってあるので、2つある花立にそれぞれの名字を彫刻をしたりします。

これから新しく両家墓を建てる場合は、納骨堂部分を区分けして、入口を二つに分けるという提案もさせていただいたことがありますが、小さい墓石の場合は納骨堂も小さくなるので、ある程度の大きさの納骨堂ならば分けることも可能です。

今あるお墓を両家墓に出来る?

少子化ということで今後お墓の承継者が少なくなっていくこともあり、一方のお墓に両家のお骨を納骨したいという方も増えてくると思います。

そのさい現在建っているお墓には、一方のお名前が既に彫刻されています。
もう一方のお名前を彫刻していなくても納骨することは可能ですが、両家の墓だということを示すために、前述のとおり、両家の名前を花立などに追加彫りすれば、新しく建て替えることをしなくてもいわゆる「両家墓」となります。

また墓誌をあらたにつけて、お亡くなりになった方の法名を彫刻することで、両家墓を後世に引き継ぎやすい形にしておくのも良いかもしれませんね。

まとめ

「墓じまい」にしろ「両家墓」にしろ、その家々で事情は異なり、さまざまなケースがありますが、どれもお墓の承継者のことを考えて、お墓をまとめていることが共通しています。

お墓の承継でご心配なことがあれば、なるべく元気なうちに、皆と相談できる環境であるうちに、どんな選択肢があるのかということを少しずつ考えておくことが、今後の安心につながっていくと思います。

スナダ石材では、墓じまいをお考えの方のためのHPサイトもありますので、ぜひそちらもご覧になってください。

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