墓を建てる区画は、墓地によりさまざまですが、寺墓地や町内の共同墓地などは、公営墓地に比べて区画整理がキッチリしてない場合が多いです。
ちゃんと区画整備されている墓地は、正方形であれ、長方形であれ、四隅が直角になっていますが、そうじゃない場所も少なくありません。
台形になっていたり、いびつな形だったり、共同墓地などはそもそも区画が曖昧だったりします。
でもご心配にはおよびません。
お墓はちゃんと真っ直ぐに建ちます。
そもそも公営墓地以外は基本的に墓所の敷地は大なり小なり傾いている所が多いです。
あまりにも変形している所であれば、基本的には現場でその区画の角度を測りながら、床石を切って据え付けていきますので、お墓に影響することはありません。
もちろん敷地が小さくても、それなりのお墓が建ちます。
中には、敷地が狭いので間口を広くするために、真四角の敷地にわざとお墓を斜めに建て、あえて真っ直ぐに建てない場合もあります。
公営墓地以外の墓地は形も大きさも様々、また建てるお墓の形や大きさも違うために、このコラム内で説明できることは限られますが、現場でしっかり計測し、そこに合わせた施工方法を考えていきます。