「お墓の悩み事」について、あなたは誰に相談しますか?
車のことならカーディーラー、家のことならホームメーカー、墓のことなら石材店となるのが一般的だと思いがちですが、じっさいには必ずしもそうでないのです。
「全国石製品協同組合(以下「全石協」)がおこなった消費者を対象にした「お墓の悩み事」アンケートでは、こういった回答結果が出ています。
■お墓を探す場合に相談する場所はどこですか?(お墓を所有していない方への質問)
お墓の非所有者がお墓を探す際に相談する場所は、「相談する相手が判らない」が74.1%で最多となり、約3/4の方が、お墓を購入しようとする時に相談する場所がないと回答した。続いて、「家族・親族」が13.5%、「お寺・住職」が4.7%となり、お墓のプロである「石材店」は1.3%となりました。
これは、まだお墓を所有しようとしていない方への質問であり、所有している方がお墓について悩んでいる場合は、必ずしもこのとおりの結果ではないでしょう。反対に、所有している人は石材店などに相談する割合が高いと思います。
しかし、お墓を所有していない人全体(サンプル数 1683名)の7割以上が、「相談する相手がわからない」と答えており、さらにお墓を所有している人もなんらかの悩みを持つ現状で、石材店はどういった存在であるべきなのかを考えさせられました。
かかりつけ医のような石材店に
この状況は、「病気」に例えると、わかりやすいかもしれません。
はっきりとした症状が出ている、またはすでに診断が出ている場合は、専門の医院や総合病院におもむきますが、まだそういった段階ではないとき、「なんとなく不調を感じる」程度では、大きな病院に行くのは気がひけるものです。
わたしもそうですが、ネットでその症状を調べて目星をつけ、医者にかかるかどうかを判断することがあります。
病気は体にかかわることなので、ネットの情報の信ぴょう性が気になりますが、お墓については命にかかわる緊急性がないので、ネットの情報でなんとかなることもあるかもしれません。
しかし、お墓についての細かな情報や事例は、全石協のアンケート調査のまとめにもあるように、家族の個別の事情などもからむため、ネット上でそれほど多く公開されているわけではありません。
そのため、なんとなくモヤモヤを抱えながら、問題が表面化するまで放っておくことが多いのではないでしょうか。
大きな病気ではないけど、不調を感じる。
こういったとき、「かかりつけ医」に相談できる人が心強く感じるように、お墓についても、大きな問題ではないけど、なんとなく気になることや、これからお墓について考えるための指針を探すために、もっと気軽にお話しできる機会が必要だと思うのです。
ということで、前置きが長くなりましたが、某パンメーカーが秋のパン祭りをやるように、わたしも「秋のお墓カウンセリング」と題して、お墓のかかりつけ医のような立場で、困っていることなどの相談にのれればと思います。
大きな石材店であれば、それこそ「秋のお墓相談会」といったイベントを開催するのかもしれませんが、小さな石材店ということで、マンツーマンでのカウンセリングのようなカタチでおこなうので、気軽にお声がけください。
お寺さんやお墓以外の専門家(他業種)におつなぎする窓口的な役割としてもご活用ください。
「お墓のはなしを聞きたい」などのご要望にも対応します!
「秋のお墓カウンセリング」開催日
平日・土日 午前10:00~12:00 | |
平日・土日 午後13:30~15:30 |
各一組(1~2名さま)の事前予約制となります。ご都合に添えない日時があるかもしれませんが、ご了承ください
ご対応は、メモリアルアドバイザー砂田嘉寿子、または代表の砂田泰和になります。ご指名あれば、お伺いいたします。
※カウンセリングは無料です。
予約は、メール k-sunada@outlook.jp、お電話 0766-53-5145、LINE@からお願いします。