<過去記事(2015/8)の転載>
8/3(月)の夕方のBBTニュース内の高齢者向けコーナー『R65+』は、「富山県のお墓事情」特集でした。
そこで少しスナダ石材をご紹介いただき、スナダ石材で施工した施主様のお話もご紹介されました。
デザイン墓施工例 太閤山霊園 「椅子のようなお墓」
射水市の永井様で、平成23年の10月に太閤山霊園で施工させていただいたデザイン墓です。
※香炉や花筒の金具は撮影時、取り外しています。
テロップでは「椅子のようなお墓」と出ていましたが、施主様のご要望通り、実際に椅子のような背もたれをつけて、墓所がリビングの延長のような仕上がりになっています。
あまり従来のお墓の形が好きじゃなかったご主人の想いを汲み取った素敵なお墓です。
【石種:インドマホガニー、G623】
「お墓が泣いている…」 お墓ができるまで施主の感情は揺れ動いている
実は建立後、雨の日にお墓の完成を見られた永井様は、雨が滴る石碑を目の当たりにして、「泣いているみたい…」と悲しげに一言おっしゃいました。
ご自分でも情緒が不安定だとおっしゃっていた納骨までの四十九日の期間。
いざご主人を納骨するお墓が完成すると、色んな感情が湧きあがってきたことが想像するに難くありませんでした。
ご家族を亡くされて、デザイン墓を建立したいと考えられる施主様というのは、やはり色んな想いを抱えておられます。
お墓をどんな形に、そしてデザインにするかを考えられてる時は一生懸命で、そして少し楽しそうでもあります。
しかしお墓の完成が近づくにしたがって、何となくお気持ちが揺れ動いているなと感じる場合があります。
そうです。お墓が完成すると、いよいよ納骨となり、もう一度お別れをしないといけないからです。
そして、お墓の建立から4年後
取材のお願いをするために永井さまにお電話したときに、「皆から素敵なお墓やと言われるから、私でよければ協力するよ」と快く応えてくだり、ご主人のお墓がTVで放映されることになりました。
ご主人さま、椅子の座り心地はいかかでしょうか。